マイクロソフトの外来語カタカナ用語末尾表記ルールの変更について

言葉のアクセシビリティ、「コンピュータ」は「コンピューター」、「プリンタ」は「プリンター」に、「エクスプローラ」は「エクスプローラー」カタカナ用語末尾の長音表記について

WEBサイト作成時など、IT関連のカタカナ表記の言葉を使用することは多いですが、表記ルールはどのようにされているでしょうか。

既に各種メディアで報道されているように,マイクロソフトの日本語表記ルールが変更されました。マイクロソフトでは、同社製品・サービスで外来語をカタカナ表記する際、末尾に付ける長音符号(ー)の表記ルールを変更するということです。IT機器の一般化に伴い、より一般的で実際の発音に近い表記に統一する目的があるようです。

変更されるのは314語。製品バージョンアップの際に適用していく計画で、既存製品への適用は考えておらず、Windows Updateによる更新や、サービスパックへの適用は行わない。Windowsも次期バージョン(Windows7)からの対応で、Windows Vistaは対応しないということです。

従来マイクロソフトでは、JIS規格の表記ガイドライン(JIS Z 8301)に沿った末尾の長音を省略(「コンピュータ」、「プリンタ」など)する表記方法でしたが、実際の発音と異なる表記も多く、JIS表記法になじみのない一般ユーザーにとって違和感が強く、読み上げソフト等でテキストを読み上げたときなど分かりにくいというアクセシビリティの問題もあり、表記ルールを変えることにしたということです。

今回の変更に当たって早い段階で新表記を採用していたプリンタメーカーなども賛同しており、今後、IT業界で確実に広まっていくと思われます。

みなさんも、カタカナ表記ルールについて検討、見直しをされてはいかがでしょうか。


変更例

英語表記 旧表記(現行)  新表記
adapter アダプタ アダプター
installer インストーラ インストーラー
explorer  エクスプローラ エクスプローラー
customer カスタマ カスタマー
controller コントローラ コントローラー
scanner スキャナ スキャナー
screensaver スクリーンセーバ スクリーンセーバー
selector セレクタ セレクター
driver ドライバ ドライバー
buffer バッファ バッファー
parameter パラメータ パラメーター
finder ファインダ ファインダー
folder フォルダ フォルダー
browser ブラウザ ブラウザー
printer プリンタ プリンター

※ もっとくわしい内容は、「マイクロソフト ランゲージポータル スタイルガイド」Webサイトからダウンロードできます。

マイクロソフト用語集を他の用語集と合わせて使用したり、ローカライズ版開発時に基本的な IT グロッサリとして使用できます。100 種類近くの言語の用語集が提供されています。

用語データは、用語データ交換用ファイル形式の業界標準である .tbx 形式で提供されています。

「マイクロソフト ランゲージポータル スタイルガイド」ドキュメントに含まれるすべての用語関連データには、マイクロソフトの「使用条件」マイクロソフト ランゲージ ポータル マテリアル ライセンス が適用されます。