Step-2 開店するネットショップの形態を決めよう

あなたの目的に合うネットショップの出店形態はどれでしょう?

販売する商品が決まったら、ネットショップの開店準備をしましょう。
ネットショップといっても、いろいろな出店形態のショップがあります。楽天市場、Yahoo!ショッピング(ヤフーショッピング)、DeNAショッピングなどの大型ショッピングモール形態での出店や、独自ドメインによる個別ネットショップ形態、携帯電話向けのモバイルネットショップ(ショッピングモール、独自ショップ)などがあります。

ネットショップとは少々異なりますが、Yahoo!オークション(ヤフーオークション)、楽天市場オークション、Amazonマーケットプレス(アマゾンマーケットプレス)、ドロップシッピングなどによる販売方法もあります。
どの形態で出店すればよいかはショップオーナーであるあなたの考え方が大きく関係してきます。実際、どの形態があなたに合うネットショップか考えて見ましょう。


ショッピングモール形式のネットショップ

楽天市場、Yahoo!ショッピング(ヤフーショッピング)、DeNAショッピングなどの大型ショッピングモールや中小のショッピングモールがあります。いろいろな商品ジャンルのお店(ネットショップ)がテナント契約で入居している総合デパートでの開業と同じです。メリット、デメリットについて簡単にご説明します。

    メリット(長所)

  • ショッピングモールのネームバリュー(ブランド力)による集客力が非常に大きい。
  • 各種キャンペーン・広告宣伝などの販売促進を企画管理してくれるので販売に集中できる。

    デメリット(短所)

  • 売上が少なくても毎月モール出店費用(手数料や売上ロイヤリティ等)が発生する。
  • 顧客データがモール側管理の場合が多く、モールを退店すると顧客データを利用できない。
  • モール内で同業ショップの価格競争など勝ち組、負け組みのショップが発生する。

ショッピングモール出店への最大のメリットはモールの集客力が非常に大きいということですが、しかしこれは諸刃の剣的要素も含んでいるので注意が必要です。ショッピングモール自体への集客力は大きいですが、モール内のあなたのショップへ必ずお客さんが来てくれるとは限りません。

楽天市場など大型ショッピングモール内では出店同士の競争が激化しており、単純に楽天市場へ出店するだけでは利益を得にくい状況になっています。これは大なり小なり他の大型有名ショッピングモールでも同じ事でしょう。
モール内で売上を上げる方法として、モール側がいろいろと企画する販促キャンペーン(ポイントアップ、メルマガ、懸賞)を利用して自店への集客を行う必要があります。当然販促費用が発生しますが、個人レベルでショップを運営しながら販促企画など面倒なことを考える必要がないため便利なうえ、単独で販促を行うより対費用効果が見込め、顧客獲得、安定収益につながるショップ運営が可能です。

ショッピングモールでの出店を考えた場合、月間運営コストに見合った販売が見込める商品力(商品点数、在庫)、モール出店時の費用、および毎月発生する運営費、販促に関する宣伝広告費、ショップ運営に関わる人件費(受注管理、在庫管理、発送作業等)など基本的にある程度人、物、金の基盤が揃っていた方がよいでしょう。
個人の場合、ある程度、開店、運営資金があり、他店にないオリジナル商品展開できるなど十分に考慮してください。安易な出店は失敗します。

ショッピングモールの資料請求

まずは、ショッピングモールの資料を請求して検討してみましょう。

独自ネットショップ

独自ネットショップのメリットは、ショッピングモールなどと比べて出店費用が安い(無料)など自由度が高いということです。独自ネットショップの場合、基本的に独自ドメイン取得、レンタルサーバー(又は専用サーバー)利用によるショップ開業になります。
たとえば立地のよい開業場所を探して店舗を借り自由に内装を改装して、自由に店舗名を付けて開業するような方法です。

    メリット(長所)

  • ショッピングモールに比べて開業費用、運営費を安くできる。
  • 運営の自由度が大きいのでキャンペーン、メルマガ等による顧客情報収集が容易。
  • 利用するシステムにもよるが、比較的ショップデザインが自由に行える。

    デメリット(短所)

  • ショップへの集客力が弱いので開店してもすぐに売れない。
  • ショップ個別にSEO対策、広告宣伝など集客を行う必要があり労力、コストが必要。

独自ネットショップの場合、自由度が高く比較的簡単に低コストでショップを開業することができますが、その反面ショッピングモールほどの集客力がないため、集客対策を行わないと開業してもお客がこないため売上が上がりません。

以前までは、独自にネットショップを開業しようとするとショップのシステム構築に手間やお金がかかったりしましたが、最近では格安で簡単に利用できるショップシステムが多数あり、ショップシステム構築など面倒なことを考えないで誰でも簡単にショップ開業できるようになりました。

あなたが少しでもネットショップに興味があるのでしたらこの形態でのショップ開業をお勧めします。
やり方次第では、無料で開店できるほど簡単になったネットショップ開業ですが、あなたが開店するネットショップの目的はどのようなものでしょうか。

最初は趣味レベルのお小遣い稼ぎ目的のネットショップを開店するも良し、最初からビジネスとして本格的にネットショップ開店を行うことも自由です。
独自ネットショップはそれだけ自由度が高いネットショップ開店形態です。
しかし、ショップである以上お客様相手(人間)ということだけは忘れないようご注意ください。

独自ネットショップシステム

無料体験もあります、いろいろなネットショップシステムを検討してみましょう。

モバイルネットショップ(携帯ネットショップ)

近年、携帯電話によるネットショップ開業も多くなりました。
基本的にはパソコンでのショップ運営方法と同じですが、docomo 携帯電話(ドコモ携帯)、au 携帯電話(エーユー携帯)、SoftBank 携帯電話(ソフトバンク携帯)などキャリアによるWebサイトのコンテンツ表記形式が異なるためシステム構築には注意が必要なこともありますが、最近では携帯用のネットショップシステムサービスも多く簡単に携帯向けのネットショップを開業できます。パソコンのネットショップシステムサービスと契約すると携帯電話用のネットショップも利用できるシステムがほとんどなので、そのようなシステムを利用するとよいでしょう。

モバイルショップにもショッピングモール形態、独自ネットショップ形態でのネットショップ開業方法があります。少々古いデータですが、2007年9月時点(社団法人電気通信事業者協会発表資料を基にした推移)において、携帯電話契約数(99,333,000)・3G契約数(79,200,000)・3.5G(18,575,000)・パケット定額制加入者数(30,903,000)であり年々契約数は増加傾向にあるのはご存知の通りです。

携帯電話のモバイルショップ利用者はパソコンを利用したネットショップ利用者と比べると、若年者層が多くネットショップでの商品購入よりデジタルコンテンツの購入のほうが需要は多いようです。
3G、3.5G携帯の通信能力、ディスプレイ表示能力、サイト検索機能などパソコンと比べると機能的に劣る点もあり、パソコンと比べると情報発信量が少ないという部分で物販型のネットショップ成功につながりにくいのかもしれません。今後携帯電話が進化することにより改善される部分でもあり一概にモバイルショップがダメということではありません。携帯電話の特性としてパソコンと比べてリアルタイムに個人に対して情報伝達が可能であり、この特性を生かしたモバイルショップ運営を行うことがショップ成功の鍵になるのかもしれません。

オークション、ドロップシッピングなどによるネットショップ

最近では、ショッピングモールや独自ネットショップだけでなく、モバイルショップ(携帯ショップ)、Yahoo!オークション(ヤフーオークション)、楽天市場オークション、Amazonマーケットプレス(アマゾンマーケットプレス)、ドロップシッピングなどを利用したネット販売形態も多くなりました。

ここでは、あまり詳しくご説明しませんが取り扱う商品ニーズをうまく分析してショップ形態を組み合わせることにより、ショッピングモール+独自ショップ+モバイルショップ+オークション、ドロップシッピングなど、複合的にショップ形態を組み合わせて収益アップを狙うショップ運営も可能です。