Step-3 ネットショップ運営に必要なデジタル機器・ソフトの選び方 

ネットショップを運営するにはパソコン、デジカメ、プリンタなどのデジタル機器やソフトが必要です。

取扱商品やネット形態が決まったら、ネットショップを運営していくための道具としてパソコンをはじめ、商品撮影用のデジタルカメラ、デジカメで撮影した写真の編集加工などに使う画像ソフトやFTPソフト、商品管理や販売管理ソフトなど各種ソフト、納品伝票印刷などに利用するプリンタが必要です。
パソコン、デジカメ、プリンタ選択時のチェックポイント、便利ソフトなどをご紹介します。

1. パソコン、プリンタ

パソコンはネットショップ(Webサイト)を作成するには必須です。パソコンにはデスクトップ型、ノート型、ミニパソコン等がありますが設置スペース、持ち運んで作業するかなど(または両方を使い分けるか)環境により検討すればよいでしょう。現在、パソコンを持っているのであれば新たに購入する必要はないと思われますが、パソコンの性能、OS(オペレーティングシステム)、ブラウザソフトによって作業効率も変わる場合があるので、あまり古いパソコンやOS、ブラウザを使用されている場合は、新規購入、バージョンアップを検討されてもよいでしょう。

パソコンの性能も短期間で変わりますが、最近のパソコンは低価格マシンでも高機能になっており、必要以上に高価なハイエンドマシンを購入する必要はないと思います。
メーカーパソコンを購入するのもよいですが、パソコン専門店のショップブランドパソコンを購入する方法もあります。ダイレクト販売のパソコンではBTO(Built to Order = 受注生産方式)が多いですが、選択できるパーツの種類が少ないようです。

ショップブランドパソコンのBTO(Built to Order = 受注生産方式)ではCPU、メモリ容量、HDD容量、マザーボード、グラフィックカード、PCケース、液晶ディスプレイ、OSなどオーダーパーツの種類が豊富で、自分の使用条件に合わせて変更可能です。組み合わせによってはメーカーパソコンより低価格で高機能なパソコンが購入できるので検討されてはいかがでしょうか。

プリンタは、商品を発送する場合に同封する納品書や請求書の印刷に必要です。
インクジェットプリンタが一般的ですが、納品書や請求書を印刷する場合、使用するソフトや伝票の形式によっても異なりますが、プリンタインクのランニングコストや印刷スピードを考えた場合、レーザープリンタやドットプリンタが便利です。

【パソコンショップ】(参考)


2. デジタルカメラ

ネットショップの商品撮影に必ず必要なデジタルカメラですが、デジタルカメラの種類も大きく分けると「一眼レフ デジタルカメラ」、「ハイエンドタイプ コンパクト デジタルカメラ」、「コンパクト デジタルカメラ」などがあります。

ネットショップの商品撮影に使用する場合、撮影目的に応じてレンズ交換でき、多くの種類の中から選べる「一眼レフ デジタルカメラ」がベターですが、必要とされる機能が搭載されていれば、基本的にはどのタイプでもよいと思われます。取り扱う商品の大きさや撮影環境、購入予算なども含めて検討しましょう。

商品撮影に必要なデジタルカメラ選定のチェックポイント

◆ 画素数、CCDサイズ:

表示するサイズにもよりますがディスプレイに表示される解像度は印刷する解像度より低いのでWebサイトで利用する写真であれば、300万画素以上もあれば十分です。最近のデジタルカメラであれば画素数に関しては十分な性能があり問題ないでしょう。
デジタルカメラに搭載されている CCD は、同じ画素数なら大きなサイズの CCD のほうがたくさんの光を受けることが可能で、色の階調が豊かに再現されます。基本的に同じ画素数なら CCD サイズが大きい方が高画質な撮影が可能といえます。

◆ 露出補正:

画像全体の明るさ暗さは、照明や撮影環境の明るさではなく露出補正で調整します。
簡単に調整できるかを必ずチェックしましょう。

◆ ホワイトバランス:

商品撮影時に利用する光源にはいろいろな種類(太陽光、蛍光灯、ライト、フラッシュ等)があり、これらの光には、各々「色」があります。
太陽光で撮影する場合でも、天気(晴れ、曇り、雨)、時間帯(朝、昼、夜)屋内や屋外によって撮影された写真の色味が異なります。

青っぽい光で照らして撮影した写真は全体的に青っぽくなり、赤味を帯びた光で撮影した写真は全体的に赤っぽくなってしまいます。
これは、デジタルカメラが光源(照明)に色がついている色も含めて、そのまま撮影するからです。
基本的に異なる種類の光源を同時に使うことは、正しい色再現する場合適さないということです。
同じ種類の光源を複数使うことは問題ありませんが、違う種類の光源を混合しないことが大切です。

しかし、被写体となる商品の中には、より実物に近い色の再現を必要とするものも
少なくありません。このような場合、デジカメならではの機能が「ホワイトバランス(WB)」です。

光源には、それぞれ色が着いていることを説明しましたが、「ホワイトバランス(WB)」はその光源の色に合わせて、色調整の設定ができる機能です。
通常はオート(自動設定)やパターン設定で色調整できますが、手動で細かく「ホワイトバランス(WB)」が設定できるか、設定画面の操作性がよいかなどチェックしてください。

◆ ズーム、マクロ:

デジタルカメラは構造上、被写体への接写が得意です。
しかし、商品撮影をする場合、「望遠(T)側」で撮影できるかどうか注意する必要があります。
狭い範囲を撮影できる「望遠(T)側」で5cmまで近付けて撮影すると、被写体をかなり大きく撮影することができ、広い範囲を写す「広角(W)側」で5cmだとすると被写体そのものは、思ったほど大きく写りません。

アクセサリーなど、小さな商品をマクロモード(接写)で撮影するケースが多い場合、マクロモード(接写)である程度離れた位置から、望遠にして被写体を大きく写せるかチェックしましょう。

デジタルカメラのカタログに「光学ズーム」○倍、「デジタルズーム」○倍といった記載があります。
「光学ズーム」はレンズ枚数によって機械的に倍率を高めているので、画質への影響が少なく綺麗な撮影ができます。「デジタルズーム」はズーム倍率に応じてソフト的にデジタルカメラ側で画像の拡大をしているので「光学ズーム」より多少画質は劣ります。

◆ その他:

フォーカス(AF)、シャッター速度、手ぶれ機能、メモリデバイス、バッテリー、など各種機能や、パソコンとのデータ受け渡し方法、持ったときのカメラ重量、大きさなどの操作性もチェックしましょう。


3. ソフト

ネットショップを運営する上で必要なソフトを用意しましょう。
実際には、ネットショップタイプ(ショッピングモールへの出店、独自ネットショップなど)によって必要なソフトも異なります。あなたのネットショップ環境に合わせて必要なソフトを用意しましょう。

◆ メールソフト:

お客様、仕入先などとメールの送受信に必要です。

【便利なメールソフト】(参考)

◆ FTPソフト

サーバーへショップデータを送受信するときに必要です。

【便利なFTPソフト】(参考)

◆ ウィルス対策ソフト:

お客様の個人情報、その他管理情報など重要情報の流出防止のためにもネットショップ運営に関わらず、ウィルス対策ソフトは必須です。最新ウィルスパターン情報へのアップデート、ライセンスの有効期限管理などを忘れずおこないましょう。

ネットショップ運営ではウィルス対策ソフトを導入しているから情報流出は安全ということはありません。
ネットショップ運営に使用するパソコンをネットショップ業務以外に利用しない。そのパソコンを特定の管理された人意外に利用させない。ログインパスワードを設定して、定期的に変更する。
メールアドレスや個人情報の入力ミスによる情報流出、商品発送時に請求書や伝票の入れ間違いなど、情報管理に対する高い意識を持ったうえで運営する必要があります。

【主なウィルスセキュリティソフト】(参考)

◆ ブラウザソフト:

インターネットの閲覧ソフト、ネットショップの確認等に必要です。
一般的にブラウザソフトではマイクロソフトのインターネットエクスプローラーがよく利用されていますが、他にも便利な機能を持ったブラウザソフトがたくさんあります。

【便利なブラウザソフト】(参考)

◆ 画像編集ソフト:

デジタルカメラで撮影した写真の加工、編集に必要です。

【便利な画像編集ソフト】(参考)

◆ ホームページ作成ソフト:

利用するネットショップサービスによっては、サイト作成機能が搭載されている場合もあるので、環境や五字分のスキルに合わせてソフトを用意しましょう。

【便利なホームページ作成ソフト】(参考)

◆ その他:

Excelなどを利用した在庫管理、販売管理、顧客管理や、専用の在庫管理ソフトや販売管理ソフト、顧客管理ソフトを利用するなど、ショップの売上や運営状況に合わせてソフトを利用して作業効率アップを検討しましょう。